最近は日本人のテニスプレーヤーが世界の大会で活躍しています。そう聞いて皆
さんが思い浮かべるのは、健常者では断然、錦織圭選手ですね。女性では奈良く
るみ選手、クルム伊達公子選手、車椅子テニスでは国枝慎吾選手や上地結衣選手
たちです。
他にも大勢いらっしゃいます。私は中学から大学、社会人チーム、そして今は趣
味でテニスをしています。ですので、テニスにはとても注目しています。
残念なのはプロ野球やサッカーのW杯、Jリーグのようなテレビ中継が少ないこ
とです。
もちろん、試合会場に行けば入場券を購入し、生で観戦することはできますが、
自分の家から会場が遠い場合や時間の都合がつかない、お小遣いが乏しい、、、
などの理由でなかなか観にいけません。
テレビでも有料でしか見ることができない場合が多く、なんとかならないかなぁ、
って思う今日この頃です。
さて、本題の、「車いすプレーヤー対健常者プレーヤー」についてですが、私は
動画で、かつて健常者として活躍したマイケルチャン対国枝慎吾さんのチャリテ
ィーマッチを見ました。
ちなみに、車椅子テニス、健常者テニスともにルールがあり(そのルールについ
ては省きますが)、両者が対戦するときには「車いすプレーヤーが健常者とプレ
ーするときは、敵味方に関係なく、また、シングルスやダブルスに関係なく、車
いすプレーヤーには「車いすテニス規則」が適用され、健常者には、通常の「テ
ニス規則」が適用される。」
とのことです。
チャリティーマッチなので、二人とも本気を出していないとは思いますが、国枝
選手のフットワークの素晴らしいこと、、、ネットに出てからのボレーさばきに
も車椅子を一回転させるなど無駄のない動きは感動です、って言いますか、驚愕
です!
私はテニスについては健常者ですが、確実に国枝選手よりフットワークは悪いで
す。
(当たり前ですが、、、、、)
国枝選手のフットワークは車椅子を操る技術と腕力、車椅子の整備・調整、そし
て健常者でも必要な体力、精神力、ボールを自在に打ち、戦略をたて戦術を磨き、
そしての世界でのご活躍は驚嘆するばかりです。上地選手も同じです。
個人的には昔、マイケルチャンがレンドルに勝ってさらに決勝でもエドバーグを
倒して全仏オープン優勝をしたとき、アジア系人種の人のグランドスラムでの優
勝に思わず、マイケルチャンモデルのラケットを買いました。今は使ってません
が、家には2本すぐにでもガットを張り替えたら使えるように保存してあります。
私は男なので、国枝選手が使っておられるラケットにもすごく興味があり、買い
たいところですが、ラケットを同じにしただけで、同じような活躍ができると錯
覚している自分にはちょっと間抜けさも感じます。
でも、、、、ほ、欲しい、、、、、。
それにしても国枝選手や上地選手の活躍は、尋常じゃありませんね!
あ、尋常じゃないって書いてるところが、「自分で健常者との壁を作ってしまっ
ている」ことですね、、、反省、反省。
でも尋常じゃない!(←しつこい!)
題名で「テニス~車いすプレーヤー対健常者プレーヤー~」と書きましたが、い
つか健常者と障がい者の壁が完全になくなり、世界トッププレーヤーの対決が見
れるかもしれません。
ルールが違うからそれは無理だろう、と多くの方がおっしゃるかも知れません。
でも障害者の、またはそれを支える方たちの歴史を見ても、また、パラリンピッ
ク等を見ても、もっともっと昔には「こんなことは障がい者には無理だろう、、」
と思えていたことも次々と実現していますね。
同様に、社会で働く健常者と障がい者の壁ももっと低くなればいいなと思ってい
ます。
いつか、「国枝選手がサービスゲームをキープし、錦織とのゲームスコアを3-
3としましたぁぁぁぁぁ!」なんて本気の実況中継が聞けるかも!
サッカーの「Goooooooooooool!」よりもすごい盛り上がりで。
いろんな場所で健常者と障がい者との壁がどんどんなくなりつつあります。
私は精神的障がい者ですが、うかうかしている場合ではありません。
自分にできること、を国枝選手や上地選手のご活躍にあやかって頑張りたいと思
います!!!!!